妻有トリエンナーレ

eeeee2003-08-19

・初日
北東アジア音楽祭
超歌唱家巻上司会。おめあてはほぼ日でも紹介されていたホーメイ。サムルノリなどに興奮。舞踊のおねぇさんは神田のイベントで拝見したことあり。バスツアーで来越のTFJ氏と遭遇。
この日の一番は蔡さんの現代美術美術館のキキスミス展。雨の山道上ってたどり着く登り窯内に石膏の少女像。階段に複数体座る。内部に入ったときにぴきーんと衝撃ぞわぞわ来た。頂上に近いところの一体が表にでかけて外の木に座ったような設定あり。
津南の一番奥に本間プール作品。廃校のプールにガラス立て、水流し、反対側の風景にエフェクターかける構え。途中の川が台風で大増水、轟音。
キャンプ場でテント張るときにまさに台風通過。タープ内で根性バーベキュー。
・2日目
エリア内端から端まで移動し、川西町で飛行機つかったイベント拝見。なかごグリンパークで、幸せの白い雑巾など。光の家のすぐ麓に光の家と同趣旨の見張り小屋作品よし。タレルは光に重点おき、天窓に見える雲は本来の趣旨としてはノイズだが、見張り小屋作品の場合は風景を切り取って絵柄にみたてるので、雲Okというところが違う。
松代。河龍部屋。なんと作品番号119。ヒルサイドでの黒板塗料作品見ても、いまいちなんだかわからなかったが、こうしてがっちり教室全体を黒板塗料にしていただけると、趣旨明瞭。イヌイット展の天井に種子農具埋め込み作品。窓際につるす農機具越しに田園に風景見えるのは風情あり。そして草間屋外作品も。
イリヤカバコフの水田の切り絵風作品は、これぞ妻有的フォトジェニックではあるが、たぶん作品の陰になる稲は日当たり悪くかわいそうに思う。その点オスカールの案山子のほうがいろいろ気を遣ってる感じで好印象。
オスカールの奥に河龍北斗七星。3年たって立派に雑草がしげっております。時間系として秀作。さらに山をめぐると国安作品。こちらは3年経ったわりに周りがきれい。で、つまらん。地元のかたがたのメンテ裏目に出たか、竜の威力か。既成の赤レンガ使用。かなり、えーーーーーーーっ?という感じ。木とレンガを使ったので、3匹の子豚になぞらえれば次は藁使用とみた。結構いけると思うのですが、いかがですか。その後学生系の町いじり作品群。小谷さんの効果分からなかったが並べてあるものはきれい。
・3日目
松之山ステージキョロロ。写真家安斎重雄、現代美術製作所ご一行に遭遇。この日の一番はジェニーホルツァー。延々山道歩かされる。磯部信濃川跡作品。長沢伸穂行灯。夜の十日町は携帯で明かりコントロールするものや駅前池田影絵、巨大回転鏡など。着物に映像投影作品は、ずっとブルーでどうした。めしはそのビルの1Fで箸袋作品げっと。
・4日目
万代島断念し、十日町ゆっくりみることにする。黒田潤三作品、写真に撮ったらばっちりなんだけど、実物どーなのよ。もっとやってほしい。ガイドブックによると遊具を作る予定だったらしいが、遊具になってないじょ。