孤独な惑星@水戸芸

リネケ・ダイクストラ

http://www.arttowermito.or.jp/art/lplanetj.html

講演会での発言によると9.11がきっかけの企画とのこと。
「9.11」とか「惑星」とかの割には人選偏っているかなという印象あり。イスラム圏の作家いなくていいのかよと思ったところで現代美術が西洋のフォーマットであることにいまさらながら思いを馳せる次第。無理にイスラムのモチーフ出さないほうが後味強いのだな。

企画趣旨はともかく、それぞれ良かった。特に知らない作家が良かった。知らない人でよかったのbest3は

リネケ・ダイクストラ(オランダ)
浜辺のポートレート。これなんなのかわからんが不思議な感じ。単純なタイポロジーというわけでもなく、妙に工夫したライティング。97年のベネビに出している人らしい。

ニック・レルフ&オリバー・ペイン(イギリス)
これもよくわからないが、不思議な印象。ダンサブルな音楽の短いリフをつないで人生ドラマのひとコマを見せるビデオ作品。

猪瀬 光
モノクロ写真。死のイメージ。外光ばっちり遮断して明るいスポットを当てたり、ストレートなギャラリーにあえて壁立てて狭くしたりする印象的な展示。しかし低い位置にかけるのは子供対策なのかなんなのか。

窪田さんの良いお仕事でした。
楽屋話は
http://www.realtokyo.co.jp/japanese/shikakenin/kubota-009.htm

直接関係ないけどアーキグラム気になる。

ところで、初日っつーのはいろんな人が来るものだなぁ。
気づいた有名人は、遭遇順に三潴、会田、小山登美雄、飯沢耕太郎、南條史生、あと久しぶりに見たジョニーウォーカー


ジョニーウォーカーに連れられたチャップマンさんと谷中で車ですれ違った人

http://d.hatena.ne.jp/crosstalk/20040411