DR@広坂

http://www.kanazawa21.jp/barney/index.html
今日まで。急げ。今回見逃すと、ソウルか北米に行かなければならんよ。

土曜に展示と映画拝見。日曜にゆうこりんトークと、作家来日時のプレゼン記録ビデオ拝見。
クレマスターを挟んで展開してるのがDRシリーズ。今回の映画9ですが、1〜8は映画ではなし(映像はある)。方針としては大リーグ養成ギプスもしくは白髪一男ですが、そのものずばりの作品はないので念のため。体育機器と格闘するプリミティブなとこから始まってDR7で突然サテュロスの格好をしリムジンの車内で暴れ始めて、その後クレマスターに突入。
女史によるとクレマスターでは完全に閉じていたが今回の9は半分開く趣旨とのこと(←8からその傾向あり)。クレマスターに比して、やや薄味の印象があるのはその辺りに起因するか。あと、東洋いじりが素直に見れない原因か。ビョークに頼りすぎの嫌いもあるか。体張ってないので感情移入しにくい。確かに足切り裂いたりするのだが、クレ3の歯を抜くところにくらべたら作り物チックで緊張感なし。でもこれはある程度作家の意図に大枠はまってる感想なのかも。と、いうのも今回の9、ひたすら拘束ではなく、拘束を解いたあとの弛緩に多くの関心が注がれているので。
と、一通り書くとつまりつまらなかったのか?と思われるが、そんなことはなくとってもおもしろかったです。
衣装について考察している人のレポートは
http://houtoumusu.exblog.jp/1602198/
この記事でも取り上げられてますが大島そーすいという人はその筋では有名なひとだそうで、地元の某友禅作家曰く、あんなひとによくあんなばかばかしいことをさせたものだ。と感心してました。なお冒頭ミズヒキの場面も金沢いじり。

捕鯨つながりで中沢絡めた考察は
http://d.hatena.ne.jp/kebabtaro/20050822
美術館の建物のきれいな写真もたくさんあります。

クレマスターシリーズについては
http://www.cremaster.net/

広坂の美術館今回で3回目ですが、常設でいままで出してないのたくさん出してて、すげーいっぱいいろいろ持ってるということを思い知らされました。



8/26追記
http://homepage.mac.com/hideonakane/diary/diary05_2.html
私が言いたい事を、うまく書いているレビュー発見。