実験工房・クワクボ・岩井さん・森岡さん@ICC

山勝はオートスライド。『試験飛行家W・S氏の眼の冒険』。1953年の作品で、「原爆」は戦後間もないリアルなモチーフとして理解すべきか、兵器一般として扱えるようになったと理解すべきか。他のオートスライドの作品もどういうわけかお話がSFで円盤がでてくる。円盤への異常な関心の高さが伺える。美術史を円盤に関心が高い時期と、低い時期に分けて測定するとどうなるか。
クワクボは、昔の音響機器の体裁のサンプリングマシーン。UIに思いを馳せる。デモ映像と実機をいじる観客の関係が微妙。映像とのセッションを促すような、関係ないような。
岩井さんは時間層、森岡さんは昔のビデオアートの雑誌の記事。
シンポたまたま東の日だった。がっつりビデオアートについて何か言うのかとちょっと期待したがさわりを聞く限りおおざっぱなポストモダンの話だった。お疲れ気味のようだった。
〜12月25日(日)